ホットニュース
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皆さま、こんにちは。宮崎と申します。
先日、現職組合員様を対象に「奈良ホテル」にて泡のお酒セミナーを実施いたしました。
今回は49名の皆さまにご参加いただきました。8月上旬の暑い中ありがとうございました!
講師は、奈良ホテルソムリエの 乾 誠(いぬい まこと)様にして頂きました。
ソムリエ、バーデンダーをはじめ、ドイツの最高級老舗高級紅茶ブランドである、ロンネフェルト社認定のティーマスターシルバーの資格も有するという、オールマイティーな講師の方であります。ちなみに、8月22日実施のティーセミナーの講師もこちらの乾様です。
まずは、みっちり座学からのスタートです :twisted:
ワインの製造工程から始まり、ワイン産地等についてお話ししてくださいました。
また、シャンパンついても詳しく教えてくださいました。
その中で、私が印象に残ったものをいくつかご紹介いたします :-)
シャンパンを選ぶポイントについてですが、まずシャンパンにも赤ワイン白ワインのようにブドウの種類の違いがあるそうです。
黒ブドウ → 力強い味わいとふくよかな味の厚みが特徴
白ブドウ → 繊細でエレガントですっきりとしたものが多いのが特徴 とのことです。
また、ぶどうの品質やどこの生産地の中のテロワールがどうとかを考えて購入する人はそんなにおらず、お店の出しているコメントを参考に決めておられる方が多いのではというお話しでした。
そして、一般的に求められているものは味わいであり、その中で大きなものを占めるものが「甘口」か「辛口」というところだそうです。
お酒が弱い人には辛口はきつく、また、料理に合わせるときに甘口だと合わないことがある。そこで、シャンパンのラベルの見方を覚えて選んでもらいたいということでした。
改めてシャンパンのラベルを見てみると、色々書き込まれています。
ただのデザインではなく、実は重要な情報なのですね。
注目してみて欲しいところは、商品名の下に書いてある甘辛の度合いとのこと。
左の数字は、入っている砂糖の量とのことです。
0~6g 極々辛口 Extra Brut(エクストラ・ブリュット)
12g以下 極辛口 Brut(ブリュット)
12~17g 辛口 Extra sec(エクストラ・セック)
17~32g 中甘口 Sec(セック)
32~50g 中甘口 Demi sec(ドゥミ・セック)
50g以上 甘口 Doux(ドゥ)
甘いのがお好きな方は、Demi sec(ドゥミ・セック)からSec(セック)ぐらいまでで選ぶと良いそうです。Doux(ドゥ)までいくと、すごく甘口になり、デザートと合わせたり、甘いシャンパンに合う料理…例えばフォアグラと合わすぐらいになってしまうようです。
フォアグラもそうそう食べられるものではないので、デザートメインになってしまいそうです :cry:
辛口がお好きな方や、また料理に合わせたい場合は、Brut(ブリュット)を選ぶと間違いないとのこと。
これを覚えておけば、自分好みのシャンパンを絞り込めることができますね :-)
他にも、生産者の業態や、シャンパンのグレードについてのお話しも。
私は、とりあえずは予算内の範囲で、甘辛を見極めてお買い上げしてみたいと思います ;-)
そして皆さまお待ちかねの一つ目の泡のお酒、スパークリングワインが登場しました。
秋田県の大森地方のリースリングというブドウをつかったスパーリング。
甘口から辛口まで使えるブドウで、香りが強くて柑橘系の香りを感じられる品種だそうです。
せっかくなので乾杯しましょうということで、本日お誕生日またはその他記念日の方が……いらっしゃいませんでしたので、とある参加者様の先月お誕生日に乾杯!いたしました。(おめでとうございます! :-D )
そして、ワイン・泡セミナー恒例(?)のシャンパンを上手に開封する方法をレクチャーしてくださいました。前回のセミナーでもそうでしたが、ソムリエの方がシューっと静かに抜栓されるのには、毎回驚いてしまいます。さすがプロ! 8-O
披露宴等の場ではあえてポンと音を出して抜栓されたりしますが、正式な場では音を立てずに開けることがシャンパンのマナーとのことです。
なお、シャンパンを静かに開けたときのシューという音ですが、フランスでは天使のため息というそうです。オシャレです :-) (私の場合は否が応でも景気よく音が鳴り、天使のため息を聞ける気がしません。)
そして、参加者の皆さまの中から4名立候補していただき、前で抜栓を披露していただきました。
栓が固くて、苦戦されていた場面もありましたが、最終的には皆さま上手に開けておられました ;-)
そして、早速抜栓ほやほやのシャンパンが注がれていきました。
シャンパンのロゼです。色がピンクでとてもかわいいです。
中間色のロゼシャンパンは万能選手で、白ワインをベースにしているので、お魚にもポーク・チキンとも相性が良いそうです。
色の華やかさが人気だということ。わかります! :-D
そして、続きまして3つ目の泡のお酒には、日本酒が登場しました。
奈良県御所市のお酒、風の森のスパークリング清酒です。数が少なく、そして人気があるようで、なかなか入手が大変だったようです。(ありがとうございます :-D )
アルコール度数は14度程あり、次に出てくるお料理に合わせて、辛口でドライものを選んでくださったようです。すっきり美味しく頂きました。
そしてお料理の登場です :-o
どれも美味しく、お酒にも合います。
美味しい泡のお酒と、お料理を楽しみつつ…最後に登場したのが、
シャンパンとリキュールです 8-O
なんと、シャンパンとリキュール、その他オレンジジュースでカクテルを作るコーナーができておりました。
好みの味で作るも良し、色の好みで作るも良しとのことで、参加者のみなさまもどれにしようかと楽しそうにリキュールを選ばれながら、赤や青や緑と目でも楽しめる色とりどりのカクテルを作っておられました :-D
ちゃんとテーブルに各リキュールを使ったレシピを置いてくださっていました。
なお、私はすみれ色をしたカクテルという響きに魅かれ、パルフェタムールをいうリキュールをチョイス。
すみれ色です。綺麗ですね~ :oops:
中には、混じりっ気なし!シャンパン本来の味で楽しまれている方もおりました。
講師の方からも美味しいシャンパンですので、そのまま楽しまれるのも良いと思いますとのフォローが :lol:
そうですね、色んな楽しみ方があっていいと思います :twisted:
その後、質問の時間も設けていただき、和やかな雰囲気で締めくくりをさせて頂きました。
毎回ご好評を頂いておりますので、継続をしていきたいと思っております。
皆さまのご参加をお待ちしております :-D